グPの雑記帳

Twitterで書ききれないことをつらつらと書いていくブログです

皆伝合格体験記

はじめに

2023年1月20日beatmania IIDX RESIDENTの段位認定にて、念願の皆伝に合格しました。

嬉しいね

 

中伝に合格したのが2020年10月27日ということで、2年と3カ月も中伝やってたんですね。周りを見るとかなり長い方な気がします。

 

ということで、今日はみんな大好き皆伝合格体験記みたいなやつを、つらつらと書いていこうと思います。

内容としては主に

・やってよかったこと

・やらんでよかったこと

・皆伝の各曲に対する所感

・ポエム

辺りになります。

内容が雑多すぎる気はするけど、書きたいこと沢山あるからしょうがないね。

 

なお、筆者はBMSをメインにモリモリとやっていたので、それに関連する話がたくさん出てきます。嫌いな方はブラウザバック推奨。

 

 

1.皆伝合格時の地力とか

まずは今の地力をちょろっと振り返ってみましょう。

beatmaniaのクリアランプ


地力B+以下は省略。ぶっちゃけA以上もあんま真面目にやってないです。

リアランプだけじゃ分からないこととしては

・地力Sはもう全然イージーで触ってないので、Failedのやつは多分イージーはつく。

・地力S+にハード射程圏内の曲が5曲くらいある(黒鎌、カイザー、3y3s、Sigmund†、FTB†)。

あたりでしょうか?

 

地力S+ハード点いてから皆伝受かるって人は少数派だし、何なら地力Sハード点いてからって人も少ないと気がするので、プロ中伝*1予備軍といって差し支えないくらいかなぁと思います。

 

ただ僕に関してはBMSばっかやってて弐寺をあまり真剣にやっていなかったので、プロ中伝というよりBMS大好きオタクくんって感じもします。

 

BMSのランプ状況等々

リコメンド:★16.07

段位:発狂六段

発狂難易度表

satellite難易度表

satellite難易度表は最近触り始めたくらいだし、全部持ってるわけではないのであんま参考になりませんが、発狂難易度表は結構まじめにやっていると思います。

下位譜面のフルコンばっかやってないで地力の上限*2上げた方がいいですよ(笑)

 

そろそろ発狂七段受かってもいいと思うんですけど、ドレノがあまりにも下手くそ過ぎて受かっていません。助けてくれ。

割とマジでこのゲージ推移で落ちてる人間僕だけでは?

 

以上が僕の地力です。

 

 

2.やってよかったこと

この項では皆伝合格に向けてやってよかったなぁと思うことをいくらかピックアップしてまとめていきます。

 

①低速の練習

これはもう現行の皆伝、というか冥を段位抜けするのに避けて通れない要素ですね。

低速力なんてなんぼあってもいいです。

なお、僕の低速力は大体以下の通りです。(BMSのプレー動画なので、気にする人は見ない方がいいです。)

皆伝合格ギリギリみたいな人の中だと結構上手くないですか?僕は上手いと思う。

 

低速をやらずに受かろうとすると冥皿チョンになると思いますが、多分地力S+に半分くらいはハード点く地力ないと出来ないんじゃないですかね?僕はやろうとしたことがないので分からないですが。

 

低速の練習内容として具体的に挙げられるのは

ソフランする曲をやる

・緑数字を倍にしてプレーする

・低速以前にそもそもの地力を上げる

の3点だと思います。

まぁ要するにやらなきゃうまくならないから低速でやれということに尽きそう。

個人的には2個目結構お勧めです。瞼サドプラ使う人だとめっちゃ疲れるけど、低速での長時間の視線固定のトレーニングになるし、崩れたときのリカバリー方法も身につきます。

 

ソフランする曲に関しては、練習になるものならないものがあると思うので、個人的に練習になるなと思った曲を羅列していきます

 

beatmania IIDX

・ZETA~素数の世界と超越者~(A)

・POSSESSION(A)

・Lethal Weapon(A)

・EMERALDAS(A)

・冥(A、Hどちらも)

 

BMS

★1 Twinklesky

★1 FELYS

★6 Twinklesky

★8 冥界帰航

 

このあたりの曲はよくやっていました。こうやって並べてみると全然やってない気がしてきた。

 

あとは上にあげた練習内容の3つ目に関して、個人的にはかなり本質だと思っています。

低速の何が難しいって、

・視覚的な密度・情報量が膨大になること。

・判定がブラジルに行く。

の2点だと思っているんですけど、1点目に関しては等速の譜面でも密度が濃ければ難しいことには変わりないんですよね。

地力を上げていくと段々と密度が濃い・情報量の多い譜面を押せるようになるので、自動的に低速の難しいところも半分はクリアできると思っています。僕は出来た。

 

もちろん、判定を掴んだり視線をどこに置くかは分からないとダメなので、低速の練習をしなくてもいいというわけではないんですけど、そればっかやる必要はないんじゃないかなぁと思っています。

 

 

②冥の前半と類似する傾向の譜面

これもまた結構王道なのではないでしょうか?

冥の前半の傾向ってなんじゃらほいって話ですが、

・高速

・軸

・繰り返し

・微縦連

の4点かなと思っています。

そして、この4つの譜面傾向はぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんぶ苦手だったので、本当に苦労しました。ちなみに今もできません。馬鹿がよ。

僕と同じようにここら辺が苦手な人は頑張りましょう。

 

以下具体的な練習譜面

beatmania IIDX

Snow Goose(A)

・GuNGNiR(A)

・255(A)

・Elemental Creation(A)

・Sigmund(A)

・Bad Maniacs(A)

ちなみにこのなかだとSnow Gooseは本当にオススメです。

☆11なので1,2曲目から出来るしEXHで終わらず何回でもやった方がいい。

 

BMS

★10 That’s the Style!!

★12 日溜まりの街

BMSの方は色んな譜面をやりたかったので、やりこんだといえるのはこの2譜面ですが、この2つは本当に良い譜面です。

特にThat’s the Styleの方は冥みたいなソフランもあるので1日1回はやるといいです。

 

 

③発狂BMS

ここまでさんざんBMSの話をしてきたので、今更触れるもんでもない気はしますが一応。

中伝合格以降アーケードというよりBMSで地力を上げ続けてきたので、今の僕の地力の9割はBMSで構成されてるといっても過言ではありません。

それくらい本当にBMSに助けられました。

 

単純に地力上げという面だけではなくて、BMSをやってるときは皆伝を意識しなくて済んだというのもかなり大きいです。

中伝合格から1年も経ったころには発狂六段に受かっており、「地力的にはもう皆伝に受かる」という確信はあったのですが、結局それから一年以上受かりませんでした。

その間ずっと弐寺をやるたびに「なんで俺はこんな冥が下手くそなんや」という自己嫌悪や劣等感に苛まれ続けていたので、正直めちゃくちゃ苦しかったです。

その点BMSをやってるときだけは皆伝を意識しないで済んだので、メンタルの維持にかなり役立ちました。

 

みんなもBMS、やろう!!!!!!

 

 

やらんでよかったこと

次に皆伝合格に向けてこれはやらんでよかったなと思うことを少しだけ。

 

①小指皿の練習

僕は手首皿をメインにプレーしているのですが、灼熱の対策に小指皿は練習しないといけないのかなぁと思っていた時期があります。

実際に真面目に練習しようといくらかやったことはあるのですが、結局小指皿を使うことはありませんでした。

全部手首で回せばええねん!!!!!!!!!

 

②灼熱のハンクラ聴きこみ

これも一個目と通じるところがあるのですが、皆伝合格だけなら別に聴きこむ必要は全くなかったと思います。

もちろん皆伝目指したての頃にはハンクラ*3を聴きこんだりはしたのですが、結局最初の方だけ覚えてあとは全く記憶に残らなかったし、それでも困ったことはなかったです。

 

個人的にはハンクラ聴きこむよりも、いろいろな皿曲に触れて皿そのものに慣れ親しむ方がよっぽど重要だと思っています。

 

もちろんイージーやハードを狙うとなるとリズムの暗記等は重要になってくるし、ハンクラを聴くのが重要になったりすると思いますが、これはあくまで皆伝に関する話ということで…

 

卑弥呼の低速

アチェンでいい。

 

 

3.皆伝各曲に対する所感

この項では各曲のリザルトを振り返りながら、その曲に対していろいろ言っていきます。

①EMERALDAS

 

ざこ。

 

 

②灼熱Beach Side Bunny

 

通行料。

手首皿の人は小指練習しないといけないのかなとか思いがちですが、先ほど述べたように段位ならいらないです。

こうやってグラフみてみると第一トリルは結構上手かったっぽい?ラストは下手くそ過ぎますね。

この曲の対策としては、プレーが始まる前に判定をガン上げしとくのは結構有効だと思います。いつもの判定だと本当にfastしか出ない。

 

卑弥呼

 

回復、癒し、すきすきちゅっちゅ。

冥との兼ね合いになりますが、卑弥呼に関しては1Pなら正規一択だと思います、軸地帯がマジで押しやすい。

ソフランに関しては

・中盤…鍵盤2~3個上げ

・終盤…皿チョン

がいいと思います。低速力に自信あるならそのままでもいいとは思いますが、僕はギアチェンした方が回復出来た。

 

ちなみに回復とか言ってるけど、僕は中盤と二重乱打に深刻な癖がついたので全く回復出来ていません。しかも冥のときに判定変えるの忘れないように判定を下げたのですが、下げすぎちゃってfastが大変なことになっています。

段位粘着は……………やめよう!

 

④冥

動画はこちら

youtu.be

 

ばかあほどじまぬけぶすうんこぶりかすかすちんちん譜面。

皆伝の99%はこいつに詰まっているといっても過言ではないと思います。

しかも譜面傾向のすべてが僕の苦手だったので、ほんttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttっとうに苦労しました。

皆伝取ったことある人が8段とか10段で止めているのを見てダサいなぁと思っていたことがあったのですが、実際合格してから思うことは「二度と正規でやりたくない」ということなので、特に特典もないしそりゃそうだわなと感じました。

 

でもウィニングランに入った時の感動とかは本当に何物にも代えがたいと思うので、一生皆伝ボスに居座ってもらいたいなとも思います。

 

具体的な対策とかはこの世にあふれているので、1個だけ本当にやってよかったと思うことを書いておくと、判定は低速に合わせておくと良いです。

僕は低速をやるときに引き付けて押しており、slowがかなり出るタイプだったので、判定はかなり下げていました。それでもslowまみれになったし、ボムが全く光らなかったのでこれは落ちたなと思った。実際はほぼGOODで拾えていたので耐えた。

 

あとグラフみればわかると思うんですけど、相変わらず前半は全く押せてないです。それでも受かるので、僕みたいに前半が苦手な人も希望を持ちましょう。

 

 

4.プチポエム

この項では皆伝受かるまでの感情を少し書き残しておきます。

 

上の方でも書いたように、中伝合格から今まで本当に死ぬほど辛かったです。

たかが音ゲーで苦しいとか辛いって何言ってんねんとは思いますし、馬鹿らしいと笑う方もいるでしょうが、本当に辛かったです。

 

何が辛かったって、いろいろあるのですが一番はいろいろな人が自分を追い抜いて先に皆伝に合格し、さらにその先へと進んでいってることでした。

成長する速度は人それぞれですし、もともと他の機種で上手かったり、プレーする密度や頻度も違うので、他人と比較することに何の意味もないのですが、それでも僕は見ずにはいられませんでした。SNS向いてなさすぎる。

自分より明らかにランプが点いていないけど皆伝に合格している人を見ては、なんで皆伝に受からないんだろうと悲しくなっていました。

そういう人が皆伝について語っているのを見るたびに、憎悪の感情すら湧いていた時期があったりもしました。SNS向いてなさすぎる2。

「皆伝は通過点でしかない」といった言説を見るたびに、じゃあそれにすら受からない俺は何なんだと悶々としていました。

もちろん四六時中辛いとかって訳ではないですし、楽しいと思うこともたくさんあったから続けていたわけですが、それでも頭の片隅には「お前はいつまで経っても皆伝に受からない雑魚」という感情があり続けました。

こうやって文字に起こしてみると、本当に馬鹿らしいと自分でも思いますが、それだけ真剣だったし、自分の中では大きな存在になっていたのだと思います。

 

それだけに、ウィニングランをやってるときや、合格した瞬間などは本当に感動しましたし、普通に涙が出てきました。

あとはようやく解放されたという感情もふつふつと湧き上がってきて、ゲーセンで叫びそうになりました。

音ゲーで泣くのって都市伝説じゃないらしいね。

 

これからはもう皆伝を気にすることなく伸び伸びと音ゲーが出来ると思うと、本当に嬉しいしすがすがしい気分でいっぱいです。

弐寺BMSをやめるつもりはないけど、他の機種いろいろと触りたいね。

目下セガチャンの予選が始まってるウニと、単純に楽しみたいボルテの2機種は触ろうと思っています。俺は皆伝だぞ!って言いながらボコボコにされるぜ❕

あとBMSの発7そろそろケリつけたい。satelliteの9~11たくさんやって地力上げてぼっこぼこにしたい。

色々とやりたいことはあるけど、まぁもう思いつめながらやることはないでしょう。

これからは楽しく音ゲーをしたいですね。

 

 

以上、皆伝合格体験記でした。

 

 

追記

やってよかったことに入れようと思って入れ忘れたんですけど、異世界の門というアニメを見ると冥が上手くなります。

こうしたアニメに耐性をつけることで、縦連への耐性が着きました‼️

youtu.be

*1:明らかに皆伝合格者の地力・ランプ状況なのに、皆伝に合格できていない人。冥の正規が全部悪いです。

*2:自分が見える限界ギリギリのライン、みたいなもの。易点くか点かないかのラインを上げていくのを上限上げとよく言う

*3:ハンドクラップ動画。皿のリズムに合わせてハンドクラップを鳴らしてくれる動画で、リズムを把握するのに役立つ。